無添加の鶏肉は、「安心」以上に、「おいしい」から。

無添加の鶏肉は、「安心」以上に、「おいしい」から。


こんにちは、ハルチカの山田です。
今日は、私たちがずっと大切にしてきた「無添加」についてお話ししたいと思います。

まず、ハルチカの商品を見てもらうと分かりますが、私たちの商品には食品添加が一切入っていません。もちろん保存料も着色料もです。

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サラダチキン(プレーン)原材料はシンプルにお肉と酒と塩だけです。
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サラダチキン(燻製)はつけ込み液の調味料だけです。
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照焼も、お肉とタレだけです。
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鶏チャーシューも同じく肉とタレだけ

こう書くと、すごく健康志向のように見えますが、私自身はそういったこだわりはあまりありません。私にとって「無添加」は、流行や付加価値づくりといったものではなく、ごく自然な選択でした。

無添加が当たり前の生活の中で

おそらく、この意識の根っこは幼少期にあるのだと思います。
私の父が小売店を営んでいた頃、店頭に並ぶのはすべて手作りの商品でした。保存料や着色料などはもちろん使っていません。

父がそうしたのには、昔ながらの職人だっただけです。当時は当たり前だったことですが、それに加えて良い商品を作ろうとする気持ちがありました。そして、私は添加物が入った食品を食べるとお腹を壊しやすい体質でしたので、家の商品は安心して食べられました。実は私、意外と繊細なのです。だから物心ついた頃から「できるだけ余計なものを避けたい」と考えるようになり、気がつけば無添加を選ぶのが習慣になっていました。

いま私が「すべての商品を無添加で」と決めているのは、無理に掲げたポリシーではありません。私自身が歩いてきた道のりのなかで、ごく自然にたどり着いた選択なのです。……でも何より、私が一番大事にしているのはとてもシンプルな気持ちです。

「美味しいものを食べたい」。

余計なものを足さずに、素材本来の味をそのまま楽しめる料理こそ、一番美味しいのではないかと私は思うのです。保存料や化学調味料で味を整えるのではなく、素材そのものと真っすぐに向き合いたい。だから無添加であることが、私にとって自然で、当たり前の選択なのです。

無添加の本当の意味

ここで少しだけ、「無添加」という言葉について触れておきます。
実は法律上、無添加に明確な定義はありません。たとえば「保存料無添加」と書いてあっても、着色料や香料が入っていることはあります。つまり「無添加=一切添加物を使っていない」とは限らないのです。

だからこそ、私たちは自分たちなりの基準を大切にしています。
保存料・着色料・化学調味料を一切使わない“完全無添加”

このルールを徹底しているからこそ、鶏肉が本来持つ旨みや甘みをそのまま味わっていただけるのだと思います。

無添加の一番の魅力は、素材の声がそのまま届くこと。鶏肉には、噛むほどに広がる旨みや、ほんのりとした甘み、香ばしい香りがあります。添加物で強く味つけしなくても、そのままで十分においしい。

実際にお客様から「鶏肉ってこんなに美味しかったんですね」と驚かれることがあります。鶏肉嫌いだったお子さんが「ハルチカのなら食べられる」と言ってくれたときは、本当にうれしかったですね。

もちろん、世の中には保存やコストの理由から添加物を使わざるを得ないメーカーさんもあります。私たちの場合は「味を優先する」という考え方をとり、保存の問題は冷凍というかたちで解決しています。

お客様に届けたい想い

無添加であることで、お子さまからご年配の方まで、安心して召し上がっていただけます。でも私が本当に伝えたいのは、「無添加=安心」だけではありません。

「無添加だからこそ、素材本来の美味しさに出会える」ということです。

無添加とは、足さないこと。引き算によって素材の良さを引き立てること。

私たちの商品を通して、ぜひ鶏肉が持つ“ありのままの美味しさ”を感じていただけたらと思います。

完全無添加の鶏肉は、ぜひハルチカで。